文化祭でうろうろするタイプ

日常のぐだぐだと旅日記

【片付け記】玄関にフライパンが落ちててその中にブラジャーが入ってるタイプ(だった)

昔から私は、それはそれは片付けられない人間で。
 
 
小学校の時からお道具箱はぐっちゃぐちゃ。
夏休み前の終業式の日は持ち帰る荷物が多過ぎて
ランドセルに教科書パンパンに詰め込んで、
隙間に何とかリコーダーぶっさして、
本来は給食袋かける金具に体操着も給食服もぶら下げて、
さらに朝顔の鉢持ったりなどと地獄を見てましたが
 
 
大きくなってからも、相変わらず片付けられないままで。
 
 
大学3年の頃、まだ私が実家に住んでいた頃に
就活中で面接時間ギリギリ、
鍵もかけずに家を飛び出したせいで、
うちにふらっと不法侵入者が入ってきたことがありまして
 
その不法侵入者自体は
母親が「土足で何なんですか!出てってください!!」と怒鳴ったらすごすご帰り、
その後も母親が警察呼びつつチャリで追跡したお陰で無事逮捕……ってまあそれはいいんですけど
 
面接を終えて家帰って来たら
全てが終わった後だったのですが。
立件するには侵入された玄関以外も全ての部屋を
警察が検分しなければならないらしく、
「あんたの部屋で『これは被害ですか?』
『いえ、娘が片付けていないだけで……』って言うの
どれだけ恥ずかしかったと思ってるの!!!!!」などと
帰った途端に訳も分からないまま母親からめっちゃ怒られて、
いや知るかよって感じじゃないですか?
 
 
実家を出て1人暮らしした後も、
東京の頃はワンルーム&ユニットバスで脱衣所も無く、狭い通路に料理と着替えの導線が混線してた影響で
「玄関にフライパンが落ちててその中にブラジャーが入ってる」という
何1つ正しくない現象が私の中で有名ですが
 
 
 
 

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▲2012年1月22日22時27分の私の炬燵 
 
 
 
あとはライトな奴だと
出勤したら鞄の中にもずくが入ってたりとか
 
 
なんかもう、片付けようとすると頭にモヤがかかった様になるんです。
「物に住所をつけろ」と言われてつけようとするんですけど、
カテゴリーが曖昧な子って絶対いるじゃないですか。
種別AにもBにも属する様なアイテム。
あれ、この子どっちに持って行けばいいの?みたいな、
ソレに差し掛かると頭がフリーズするんですよ。
で、「とりあえず保留」の山に持って行って
気がついたら「とりあえず保留」の山ばっかり積み重なってて
さらにフリーズして
片付けしてたはずなのに片付ける前より酷い惨状が広がってたり、
そして集中力ゼロであっちこっちに気が逸れるので
写真とか漫画とか「うわーーこんなのあったーーー!」などと
すぐに時の旅人になってしまうし
 
 
そんな感じで、何度も何度も
色んな片付け本買って実践しようとしては挫折して、
もう自分は駄目だ……と長年劣等感に苛まされていたのですが。
 
 
 
ある日、ずっと片付けられない仲間だと思ってた後輩と飲んでて
もう一生片付けられないだろうなーーとか
何とは無しにそんな話をしていたら、
 
「俺は片付けられる様になった」と。
 
 
え、まじで?
 
東北に住んでるのに部屋でリモコン失くして、
真冬は毎日スキーウェア着て寝てた様な奴が……?
 
 
私は今まで、片付けられないタイプの人間は
どうしようもなく一生片付けられないんだと思ってたんですよね。
 
 
というか、「片付けられなかった私がこんなに片付けられる様に!」
みたいな本もあったんですけど
私はそれ読んでもダメで。
 
変われる人もいるかもしれないけどそんな人はごく少数で、
少なくとも自分は、もう何をやっても
片付けられない側の人間なんじゃないかと。
 
それこそある日突然、
綺麗好きの男性にどうしようも無く恋に落ちたり、
ある日突然借金のカタにどこかに売り飛ばされて、
片付けないと殺される!!!!位の
ドラマティックな展開が無いと無理なんじゃないかと
ずっと思ってたんですけど。
 
 
しかし、目の前にそれを克服した人間がいる。
何でも転勤に伴う引っ越しで、
部屋も狭くなるので一度がっさり捨てて
人にも手伝って貰って全てを1から整理し直したのが良かったらしい。
 
 
どうもポイントは
「一度全部捨てる」ということと、
「一度全部導線を作り直す」っていうことみたいなんですよね。
 
 
断捨離の本も読んでやってみたこともあるんですけど、
思えば全部捨てたか?っていうと目に見える範囲くらいしかやってなくて、
しかも導線もそのままだったから
また元通り戻ってたし。
 
 
特に私には引っ越しの予定も無いけれど……
もう一度、諦めずに
全部1から始めてみようかと。
 
 
という訳で、もう1回本屋に行ってみた訳ですが
 
 
実は同じ会社出身らしい、
TIME誌で「世界で最も影響力ある100人」にも選ばれたこんまり先生の名著、
 
 
言わずと知れたベストセラー、
 
『人生がときめく片付けの魔法』
 

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▲サンマーク出版/近藤麻理恵さん著
 
 
 
これをそのまま全て素直に実践することにしました。
 
  
 
 
「片付けはマインドが9割」とおっしゃる先生は
人生にも通じる哲学的な精神論から入り、
小手先の収納法ではなく
絶対にリバウンドしない片付けへの意識改革を説いてくださいます。
 
 
先生のおっしゃることには
 
ーまずは、「捨てる」を終わらせてください。
そして、一気に、短期に、完璧に片付けてください。
 
と。
 
 
意識を変えない限り、人は習慣を変えられない。
要は、これでもかって位完璧に一気に片付けるという体験をしないと
劇的に片付けへの意識は変えられない。
 
と。
 
 
具体的には、部屋ごととかじゃなく
「モノ別」に片付けるべきであり。
(「今日は洋服」「明日は本類」などなど)
例えば洋服なら、家じゅうにある洋服を収納から全て1つ残らず出して、
1カ所に集めてくださいと。
そして1つ1つがときめくかどうかを判断しましょうと。
 
 
なるほど……
 
 
ここがポイントなのですが
本当に全部です。家にあるもの全部。
騙されたと思って、まずは家にあるすべての洋服を床に並べるのです。
話はそこからです。
 
 
 
 
 
 
という訳で、全部1カ所に集めてみました。
 
 
 
 
 
 

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一切ときめかないし、
 
普通に「もう駄目だ」って思いました。
 
 
 
途方に暮れながらも、
さらに同じものを1カ所に集める→判別してドカドカ捨てる、を
血反吐吐きながら繰り返す訳ですが
 
  
【発掘されたアイテムたち】
 
■ヒートテック22枚、黒タイツ44枚

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▲黒過ぎて何の塊だか分からない奴がソレ。ハンガーに至っては何本かよく分からん。 
 
 
 
■ペン類33本 

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▲よく見ると何故か同じ種類のものばかり 
 
 
 
■各種交通ICカード10枚

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▲22才って書いてあるけど10年前の奴
 
 
 
■目覚まし時計7個

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▲遊びに来た友達には「全部時間狂ってるし、不思議の国のアリスみたいで何か怖い」と不評
 
 
 
これ、片付けられない人あるあるなんですけど、
探してもなかなか見つからない……って思ったら、
「買った方が早い」っていう発想なんですよね。
あとヒートテックやタイツだったら
いよいよ洗濯しないとストックがない……→買っとこう!とか。
 
 
ていう感じで、
「この世界に必要なものなんて、
 何1つ無いんじゃないだろうか」と思われる部屋を
 
初日は洋服、
その次は小物、
その次は本、
その次は書類。
 
毎回毎回1か所に集めて
毎回毎回自分の心に訪ねて
「ときめかねえ」と思うものは捨てて。
 
無印で引き出し買いまくって
どこに何があるか分かりやすい様に、
取り出しやすい様に、
ときめくモノたちが喜んでくれる様に、
全部しまい直して
 
 
ていう感じで、1週間くらい血反吐吐きながら
片付けたんですが
 
 
 
 
結果
 
 
 
 
部屋、
 
綺麗になりました。
 
 
 
ていうか、一時的じゃなく
 
 
 
本当に、
本当に、
 
片付けられる様になりました。
 
 
 
実はこの片付け、1年半前の出来事ではあるんですけど
今も人として十分許されるレベルを保ってます。
そんなめちゃくちゃ完璧に綺麗じゃないし、
他の人から見たらまあ普通、程度のもんなんですけど。
 
 
それでも、今までに何度も
「部屋見せてよ〜大丈夫、絶対引かないから〜!」って言われて
馬鹿正直に見せたら
「あ、本当に汚いんだね……」ってドン引きされ続けてた私が、
 
たった1冊の本を読んでやってみただけで
普通並みになれたというのは、
私にとってほんとにほんとに革命的出来事で
 
 
油断したり忙しかったりすると多少汚くなることもあるんですが、
汚くなる程度が前よりもずっっっっとマシだし、
何より導線をしっかり作ってあると、
メンテ性が良いというか
ちょっと片付ければすぐ元通りになる。現状復帰が早い。
  
人が遊びに来る時も
以前みたいに前日に無理矢理ゴミ袋に床の洋服詰め込んで、
押し入れに突っ込んでおく…みたいな隠し方しなくても。
「うちの宿泊は1週間前に予約入れといて貰わないと無理だから」とか言って
突然の訪問を断らなくても。
直前で全然オッケー。
 
 
前よりも片付けに物理的な労力と精神力を取られなくなったし、
そうすると「料理しようかな〜」とか
別のことに対する前向きな気持ちも出てくる。
そしてこれが一番何よりだけれど、
「こんなに片付けられない自分は何て駄目な人間なんだ……」という
無駄な自己嫌悪に陥らなくなる。
 
 
今だに部屋に帰った時にふと
「綺麗じゃね……?(私にしては)」と嬉しくなって
1人で良くにやにやしてるし、
今の部屋の状態も見せたいところですが、
「部屋の様子を見せると心理学的に"入ってもいい"と思って
 ストーカーが付きやすくなるので、
 女性は自分の部屋は見せてはならない」というのが
インターネットのセオリーらしいので
え、今更何言ってんの?っていう感じですが
一応辞めておきます。
 
 
 
最初の方で、片付けられる様になるには
突然恋に落ちるとか、突然売り飛ばされるとか
「ドラマティックな展開が無いと無理」って書いたんですけど
あながち間違ってはいなくて。
 
こんまり先生もおっしゃっていましたが、
結局リバウンドしない様に習慣を変えるには、
何か劇的な出来事があって、意識を変えるしかなくて。
 
習慣から変えて意識を変えるという話もあって、
もちろんそれも正しいのだけれど。
あくまで最初にある程度の意識があってこそ、
習慣を変えるという方法論の議論も出来る訳で。
で、習慣が変われば結果が出てさらに意識も変わるという
好循環が生まれてくる。
 
 
こんまり先生の素晴らしいところは、
その「意識を変える程のドラマティックな出来事」を
一気に片付ける、という方法で
人為的に生み出しているところなんですよね。
 
 
意識を変える程の衝撃を
偶然を待たずに自分で起こす、というやり方は
片付けだけじゃなく人生に通じる話で、
本当に良い経験でした。
 
 
人間、どんなに何度やっても駄目で、
どんなにもう変われないって思っても、
何かのきっかけややり方の工夫で
30過ぎても変われるもんなんだな……というのは、
大袈裟じゃなく私の人生にとって大きな気付きだったというか。
どんなことでもやってみれば意外と出来るんじゃね?という
希望と自信になってます。
 
そして、その方法を1人で考えるのには限界があるので
私よりもずっとずっと長い時間
そのことについて考え続けている人の話を聞くべきだし、
本を読むべきなのだなと思います。
 
 
もし片付けられなくて悩んでる人が居たら。
諦めないで!
こんまり先生の本を読んで、
騙されたと思ってその通りやってみて!!
 
 
と、お伝えしたいです。
 
 
 
ちなみに、部屋片付けると
恋も仕事も全てがうまく回って
結婚出来たりとかするよという話もありましたが、
2016年10月現在今のところ予定は一切ありませんが、
別にこれはこんまり先生のせいとかじゃなく
私のせいだと思います。
 

 

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おかださいこ 

【別ブログ】ドラクエと人生を紐解くブログ

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